2020年世界陸上選手権参加への予選規準と日本代表選考の動向
2020年にドーハで開催される世界陸上選手権大会の参加に関する予選規準が発表されました。この大会に参加するための参加資格として「 参加標準記録 」が設けられています。この基準を満たさない限り世界陸上には参加することができない重要な基準です。
世界陸上選手権大会 開催情報
★ 2020世界陸上選手権
開催日:2020年9月27日~10月6日
開催場所:ドーハ(カタール)
公式サイト: DOHA2020
チケット: Tickets(IAAF World Athletics Championships)
★ 2023世界陸上選手権
開催日程:2021年
開催場所:オレゴン州ユージン(U.S.A)
★ 2023世界陸上選手権
開催日程:2023年
開催場所:ブダペスト(ハンガリー)
ドーハ2020世界陸上競技 参加資格
①IAAFワールドランキング
国際陸上競技連盟の定めるランキング内の競技者が、世界陸上ドーハ(2020)への出場する資格を得るもの。
②参加標準記録
ちなみに 資格記録の対象記録 は、
が 有効期限 となっています。
2020世界陸上の日本代表選考 参加標準記録とオリンピック
気になる男子100mの参加標準記録は“10秒10”、女子100mは“11秒24”、男子200mは“20秒40”となっています。いずれも2020年のロンドン大会の時よりも厳しくなっていますね。
・男子100m:10秒14 → 10秒10(2020)
・女子100m:11秒26 → 11秒24
・男子200m:20秒44 → 20秒40
・女子10000m:32分15秒00 → 31分50秒00
オリンピック選考のカギとなる世界陸上2020
2020世界陸上大会へのリレーの出場選考に大きく関係しているのが「 2020IAAFワールドリレーズ(世界リレー) 」です。この世界リレー2020は横浜で開催されます。
IAAF世界リレー2020横浜大会 情報
・ 開催日 :2020年5月11日(土)~12日(日)
・ 開催場所 :横浜国際総合競技場(日産スタジアム)
さらに、 2020年ドーハ世界陸上においては上位8チームが(入賞)2020東京オリンピックへの出場が確定 しています。その意味でもリレーは2020世界リレーの順位(記録)がその後の大会出場への第1歩となるだけに重要な大会といえます。