テキサスホールデムポーカーのルールとゲームの流れを完全ガイド!【初心者安心】
みなさんポーカーと一口に言っても、実は様々な種類があるのをご存知でしたか?現在ポーカーの中でも最も主流なのはフロップポーカーと言われています。 その中でも一番人気なのが、今回紹介するテキサスホールデムポーカーなんです!
ポーカーの役についておさらい
テキサスホールデムポーカーに限らず、ポーカーは役(カードの組み合わせ)の強さを競うゲームです。 下に役の強弱をまとめたので参考にして下さい。今読みながら全て覚える必要はないです。こんな組み合わせがあるのかと認識し、ルールを徐々に覚えていきましょう。
カードの強弱:
ハンド(役)の強弱:
ゲームの流れ:始め方(プリフロップ)
ゲーム開始の際は、親となるボタン(BTN)を決めます。プレイヤーはそれぞれカードを一枚引き、一番強いカードを引いた人がBTNとなりDEALERの目印がテーブルに置かれます。
ボタンから見て左隣のプレイヤーをスモールブラインド(SB)と言います。SBはあらかじめ全員で決めたベット最低金額を出す必要があります(強制ベット)。
SBの左隣のプレイヤーをビックブラインド(BB)と言います。BBはSBの出した金額の2倍を出す必要があります。
カードの配布:
SBから時計回りにカードが2枚ずつ配られます。 配られたら、他のプレイヤーから見えないようカードを確認して下さい。 カードを全員が確認したら、順番に好きなアクションを行なっていきます。
アクション:
テキサスホールデムポーカーで使用できるアクションは上記の6つとなります。 アクションの順番は、既にベットをしたSBとBBの左隣のプレイヤー、アンダーザ・ガン(UTG)からスタートとなります。
額が揃った時点でゲームの1ラウンド目プリフロップは終了となり、ディーラーはテーブルに出されたチップを全て回収し一箇所にまとめます。まとまってできたチップの山を、ポーカーではポット(pot)と呼びます。ゲームの勝者はこれを全て貰えるわけです!
ゲームの流れ:中盤(フロップ)
- 全員がチェック(パス)→ゲームの3ラウンド目へ
- フォールドしなかった参加者全員のベット額が同じ額で揃う→ゲームの3ラウンド目へ
- 誰かがベット/レイズし、他のプレイヤーが全員フォードする→ベットした人の勝ち
自分の役と、他のプレイヤーのアクションを考察し、最適なアクションを行いましょう。
自分の役が弱い時は潔くフォールドして、これ以上資金を無駄にするリスクを避けるのもアリですし、逆にレイズして強いカードを持っている用に見せる”ブラフ“を行うのもアリです。
ゲームの流れ:終盤(ターン / リバー)
テキサスホールデムの歴史
テキサスホールデムの誕生
テキサスホールデムはテキサス州ですぐに人気を集めるようになりました。しばらくの間はテキサスのみでプレイされていましたが、1967年になるとDoyle Brunson(ドイル・ブランソン)、Amarillo Slim(アマリロ・スリム)、Crandell Addington(クランデル・アディントン)によってテキサスホールデムがラスベガスに紹介されます。
最初のころはテキサスホールデムをプレイするには、ラスベガスのカジノの中でもゴールデン ナゲット ホテル & カジノ ラスベガスに行くしかありませんでした。しかし、ゴールデン ナゲット ホテル & カジノ ラスベガスにはハイローラーはあまり集まらないため、テキサスホールデムはそこまで注目されなかったのです。
ワールドシリーズオブポーカーの誕生
ラスベガスで徐々にテキサスホールデムが浸透し始めたころの1969年、Tom Moore(トム・ムーア)という男性がラスベガスにてthe Gambling Fraternity Conventionというポーカートーナメンを開催します。そして、この大会でテキサスホールデムもプレイされたのです。結果的にこのトーナメントは成功を収めることはできませんでしたが、この後身としてワールド・シリーズ・オブ・ポーカーが誕生します。そして、この世界的なポーカートーナメントのメインイベントでノーリミットテキサスホールデムが採用されたのです。
Doyle Brunson’s Super Systemの出版
1978年には、Doyle Brunson(ドイル・ブランソン)によるポーカーの戦略本「Doyle Brunson’s Super System」が発売されました、この本の中ではポーカーをどのようにプレイするべきかという攻略方法が書かれており、もちろんテキサスホールデムについても語られていました。