おもしろ豆知識|バカラのちょっと気になる8つのこと
1.バカラの発祥国
バカラはよくフランスで生まれたゲームだといわれています。しかし、実際にはバカラの起源はイタリアなのです。14世紀のイタリアではTarrochiというタロットゲームが存在していました。そして、イタリア人のFelix Falguiereが、そのタロットカードから現在の形のバカラを発明したと考えられています。
2.フランスではバカラは違法だった
バカラがイタリアで考え出されたあと、1490年代にイタリア人兵士によってフランスに紹介されました。そして、バカラはフランスの貴族階級の間で瞬く間に広まり、主にBaccarat en Banque(バカラバンク)とChemin de Fer(シェマンドフェール)という2つのバージョンが楽しまれていました。Chemin de Ferはフランス語で「鉄道」という意味があり、フランスで鉄道が開業した1832年以降に人気になったと言われています。
3.「アメリカンバカラの父」Tommy Renzoni
4.バカラは最弱のハンド
しかしバカラにおいては正反対であり、一番弱いハンドの名称がゲームの名前になっているのです。バカラにおいては、一番弱いハンドのことをバカラと呼び、イタリア語で「ゼロ・破産」という意味があります。
5.バカラはアジア人に大人気
バカラは世界中のカジノプレイヤーから人気を集めているゲームです。しかし、ラスベガスでバカラをプレイしているギャンブラーの 70%以上がアジア人 だというデータがあります。
6.一番人気はミニバカラ
バカラにはいろいろな種類がありますが、その中で一番人気を集めているのは「ミニバカラ」です。ミニバカラとは小さなテーブルでプレイされ、7人までプレイヤーが着席できます。一方で伝統的なバカラの場合12人から14人までのプレイヤーが参加できます。
例えばラスベガスでは通常のバカラの賭け金が50ドルからであるのに対し、 ミニバカラは10ドル、または20ドルからプレイ することができます。そのため、資金を多く持たない初心者でも挑戦しやすいのです。
7.ジェームズ・ボンドはバカラが大好き
2006年に公開されたカジノが登場する映画「007 カジノ・ロワイヤル」は、 James Bond(ジェームズ・ボンド)の最後の作品でした。この映画では、当時のポーカーブームにのっとって、テキサスホールデムに焦点が当てられていました。
しかし、 ジェームズ・ボンドのお気に入りのゲームは、バカラのchemin de ferだった といわれています。作家Ian Fleming(イアン・フレミング)のシリーズ小説「007」の中のいくつかのシーンでは、chemin de ferも取り上げられおり、いかにBondがバカラのファンであったかがわかります。
映画シリーズ「007 サンダーボール作戦」、「女王陛下の007」、「007 ユア・アイズ・オンリー」「007 ゴールデンアイ」でもバカラが登場しています。
8.バカラはマカオで大人気
ニュースサイトのQuartzのデータによると、2020年の マカオのカジノの収益の91%はバカラ によるものだとされています。ラスベガスのカジノのバカラによる収益は全体の24%です。これと比較すると、マカオのバカラ人気が圧倒的であるのがわかります。
CNNによると、マカオのカジノではアメリカのカジノでは許可されていないことができるという点が、マカオでバカラが人気の理由だとされています。 マカオのカジノではカードを触ったり、覗いたりすることが可能 です。つまり、マカオではより自由にバカラをプレイできるのです。